Fading Layer


毎晩知らない土地の夢を見ていた。
そこでみる景色、耳に入れる音、触れる温度が蓄積されて、静かに私のかたちを変えていく。

ふと気がつくと消えゆく感覚と共に、
私の皮膚は知らない誰かのものになっていた。